金子みすゞといえば、
有名な女性詩人。
誰もが、小学生の頃、
国語授業で、
彼女の詩に触れているんじゃないかな。
と思います。
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私も大好きな詩人です。
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この本と、たまたま出逢って
読み進めると、
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彼女の短命な一生を知ること。
そして、
彼女の
数々の詩から、
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彼女の人生での哲学と自然観を、
背景に詩を感じることできる様になります。
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先日のブログでも書いた、
お茶会での気付き。
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さらに、もう1つの気付きは、
お道具に描かれている、
[風景について]
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優れている作品は、描かれた絵を見ると
*見る人の頭の中に*
風景としの
景色が、
自動的に創造されていくもの。
なんだと、感じました。
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言葉は無くても伝わる、
作者の見た.描きたい風景
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が、お道具にはあります。
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金子みすゞの詩の
言葉の選び、そして並び。
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抗うことのできない
[自然の摂理]を、
読み手の頭の中に描かせる力。があります。
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私はこの本を読み、
[彼女への理解]が少し増えました。
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そして、
[お茶と、金子みすゞの歌(詩)には、
通ずる自然観がある]と
感じます。
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どちらも、
自然の摂理を背景に、
読み手と見る人の頭に
鮮明に生きた映像を生み出してくれます。
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自然に抗うことなく.抗えない中で得た
経験。そして喜び.悲しみだけでなく、
静かな心の波立ちまでも
感じさせてくれます。
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良いです。
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□写真家 幸野朱里
名古屋を拠点に、女性ヌード撮影を行っています。
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